有限会社 二軒茶屋餅角屋本店
1575年(天正3年) 創業

「伊勢から世界へ」と日々挑戦
1575年、伊勢神宮の参拝客を迎える茶屋として創業。餅、味噌、醤油を作り、長旅で疲れた旅人を迎え入れ、440年余り伊勢の地に根ざし、愛され続けてきた。21代目鈴木成宗は、大学在学時に専微生物研究を専攻。家業と並行し、1994年酒税法改正と共に麦酒造りに参入。醸造所の運営は困難を極め、餅屋の利益を食いつぶした。自社商品が世界一に輝くも、経営は好転しなかった。「造るだけじゃだめだ…」経営者としての「ものの考え方」「数字の見方」の不足を痛感。経営をゼロから学び、ランチェスター戦略をはじめ、様々なマーケティングフレームワークを断行。神宿る地で「伊勢角屋麦酒」という名を掲げ、伊勢神宮参拝客にも親しまれる。現在、博士号や修士号を持つ仲間たちと共に世界でも稀な”超研究開発型のクラフトビール会社”を築き、「伊勢から世界へ」と日々挑戦を続けている。
代表紹介

代表取締役社長
鈴木 成宗 (すずき なりむね)
鈴木 成宗 (すずき なりむね)
経歴:皇學館中学、東海高校、東北大学(微生物の研究に携わる)
公職:
全国地ビール醸造者協議会 理事
花酵母研究会 理事
堀江貴文イノベーション大学 特任教授
地域イノベーション学会 理事
伊勢商工会議所 議員
二軒茶屋餅の歴史
1575年 (天正3年) |
お伊勢参りの船着き場に茶店として創業。お茶請けの黄な粉餅が二軒茶屋餅と呼ばれるようになり、現在に続いています |
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1872年 (明治5年) |
明治天皇陛下が二軒茶屋の船着き場から上陸され、伊勢神宮に参拝された。この日が5月25日であったため、二軒茶屋餅では毎月25日は当時と同じ黒糖を使った「くろあん」二軒茶屋餅を作っています |
1923年 (大正12年) |
18代目鈴木嘉助が味噌醤油醸造業を創業。現在に至るまで、伝統的な麹蓋を使ってのこうじ製麹や木桶での仕込みを続けています |
1997年 (平成9年) |
ビール及び発泡酒免許を取得し、伊勢角屋麦酒を創業 |
2003年 (平成15年) |
名古屋証券取引所市場第二部に上場 |
2003年 (平成15年) |
AIBA 金賞受賞 |
2004年 (平成16年) |
伊勢角屋麦酒 内宮前店 開業 |
2009年 (平成25年) |
第1回 ブルワリーオブザイヤー 受賞 伊勢角屋麦酒 外宮前店 開業 |
2017年 (平成29年) |
ビール界のオスカー「International Brewing Award 2017」でペールエールが金賞を受賞 |
2019年 (平成 31年) |
ビール界のオスカー「International Brewing Award 2019」でペールエールが2大会連続金賞を受賞 |
企業情報:
有限会社 二軒茶屋餅角屋本店 / 三重県伊勢市下野町564-17 / 0596-63-6515
公式ホームページ:https://www.kadoyahonten.co.jp
第6回地方創生経営者フォーラム・三重
2019年10月23日(水)開催
三重県津市にて、「第6回地方創生経営者フォーラム・三重 伝燈と志命」を開催し、伊勢角屋麦酒 二軒茶屋餅21代目 鈴木 成宗 氏に登壇していただきました。