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有限会社 丁子屋
1596年(慶長元年) 創業

丁子屋

変わらぬ姿・守り抜く味を伝承する

1596年 (慶長元年)創業。浮世絵師 歌川広重が「東海道五十三次」に描いた鞠子宿のモデルは丁子屋とも伝えられ、戦国時代・大政奉還・世界大戦など、時代の転換期に直面しながら、400年以上、とろろ汁と共に旅人を迎え入れてきた。しかし、2005年 食中毒が発生。業績はピーク時の半分に。社内の亀裂、関係業者の廃業、「なんのための店なのか…」丁子屋として目指すべき方向性や姿がわからなくなり、足元を見直すべきと考えた14代目柴山広行は、丁子屋の支えとなる家族・社員・生産者・そして地域の方々を大切にしていくことを改めて決意。2018年には茅葺き屋根を修繕。丁子屋の景観を守るため、国内外から500名以上・延べ1,000万を超える支援を集めた。みんなが安心できる場所であるために、丁子屋が丁子屋として、あり続ける。

企業紹介VTR

丁子屋の歴史

1556年
(慶長元年)
丁子屋平吉により創業
1970年
(昭和45年)
有限会社丁子屋として法人化
1970年
(昭和45年)
築350年の茅葺古民家を移築。浮世絵に描かれた風景を復元する
1978年
(昭和53年)
自然薯栽培が盛んになり始める
2005年
(平成17年)
サルモネラ菌による食中毒を起こす。県内外に約50名の被害を出す。自粛も含め10日間の営業停止
2017年
(平成29年)
クラウドファンディングにて約500名より茅葺き修復費用の一部1,122万円の支援を受ける
2018年
(平成30年)
約40年ぶりとなる茅葺きの総葺き替えを行う
2020年
(令和2年)
法人か50年を機に、茅葺き古民家を国の登録文化財に申請予定

公式ホームページはこちら

代表紹介

代表取締役社長
柴山 広行 (しばやま ひろゆき)

幼少期より地元で和太鼓を行う。桃山学院大学卒業後大阪にて楽団に入団。バブル期では中東をはじめとする海外で和太鼓の公演を開催。
2006年丁子屋入社。悪化した売上を立て直すべく利己主義的な経営判断を振り払う為、13,14代目夫婦4人で半年間の協議の末、2017年「みんなが安心できる場所であるために、丁子屋が丁子屋としてあり続ける」という理念を立てた。
公職:(認定)NPO法人丸子まちづくり協議会商工部会部会長

〈第1部 前編〉第5回 地方創生経営者フォーラム 伝燈と志命 in 静岡 2019 ~決断の時~

2019年7月22日(月)開催
静岡県静岡市にて、「第5回 地方創生経営者フォーラム 伝燈と志命 in 静岡 2019」を開催し、丁子屋 14代目 柴山 広行 氏に登壇していただきました。

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※ 2019 年 7 月 22 日時点

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