ヤマト 株式会社
1899年(明治32年)創業
接着の持つ限りない可能性を、創造的な商品に変える企業
ヤマトは1899年に両国で薪炭商を営んでいた木内弥吉氏が創業。日本で初めてビン容器入り「保存の効く糊」を開発。
118年の間、接着のもつ限りない可能性を創造的な商品に変えて世に送り出してきた。
創業当時から今もなお進化を続け、安心・安全の商品作りにこだわる老舗企業。
代表紹介
代表取締役社長
4代目 長谷川 豊 (はせがわ ゆたか)
慶應義塾高等学校 卒業
慶應義塾大学 商学部卒業後、ニューヨークペース大学 経営学修士へ
昭和60年 ブラウン・ブラザーズ・ハリマン・アンド・カンパニー ニューヨーク本社 入社
平成7年 ブラウン・ブラザーズ・ハリマン・アンド・カンパニー 東京駐在員事務所へ
平成12年 ヤマト株式会社 4代目代表取締役社長に就任
現在に至る

ヤマトの歴史
- 1899年(明治32年)
- 東京墨田区において「ヤマト糊」の製造販売を開始。「ヤマト糊本舗」開業
- 1923年(大正12年)
-
人気女優・栗島すみ子をポスターモデルに起用
「ヤマト糊」を商標登録して販路を拡大 - 1950年(昭和25年)
- 化学処理により強力で劣化しないでんぷん糊を製造できる「冷糊法」により製法特許を取得
- 1952年(昭和27年)
-
ヤマト糊をガラス容器からプラスチックチューブ容器へ
プラスチック容器の先駆けとなる - 1970年(昭和45年)
- 「ヤマト株式会社」へ社名変更
- 1975年(昭和50年)
- 液状のりの代名詞、「アラビックヤマト」の発売を開始
- 2000年(平成12年)
-
代表取締役会長に長谷川澄雄氏 就任
代表取締役社長に長谷川豊氏 就任
- 企業情報:
- ヤマト 株式会社 / 東京都中央区日本橋大伝馬町9-10 / 03-3662-7031(代表)
- 公式ホームページ:
- https://www.yamato.co.jp/
ヤマトの「知恵」
「創業の精神」
~家訓や理念誕生の経緯~
「『接着・粘着』を基軸に創造的な商品開発を」
創業当時から馴染みのある容器で愛用され続けるヤマトの糊。
家庭や学校、オフィスで使用される文具や製品など「物と物をくっつけ合わせる事により、新しい価値ある物を見出す事」に経営理念を持っているという。
本業に徹し、絶えず時代の先を見て変化する…
商品の安心・安全にもポリシーを持つヤマトのモノづくりへのこだわりへ迫る。
「決断」~ターニングポイント~
逆境をアイディアで乗り越えていく
ピンチをチャンスに!
1939年戦争により糊の原材料であるデンプンの使用ができなくなった…
食料統制の中、1950年先代が取った製法とは、ある身近なものを原材料とするものだった!
先代が行ったピンチをチャンスに変えた製法とは!?その秘密に迫る!
「言魂」~心に刻む言葉と想い~
背中を見ながら学ぶ
先代である両親からは、「会社を継がなくても良い、好きなことをやりなさい」と言われていたので何か特別なことを言われた記憶はないという。
今でも実行しようと胸に刻む3つの言葉は両親からではなくお世話になった身近な方からもらった言葉だった…
長谷川氏の教訓とする3つの言葉を聴く…
「貢献」~地域、業界との絆~
物のみならず事の時代
長谷川氏の出身校で教室を開いて中学生に自分の体験を伝える授業、アートスクールや展示会のサポートなど幅広く行っており、まだまだやることがあると語る。
ヤマトが地域のために行っていることとは。
「NEXT100」~時代を超える術~
伝統を守りながら時代とともに変化
100年以上愛され続けてきたヤマトの商品。
その商品にかける想いは、100年後も絶えず会社が変革し続けることを予感させるメッセージであった。
急激な伸びはないが、衰退もないと語るヤマトのNEXT100とは。
写真でみるヤマト

























