廣榮堂
1856年(安政3年) 創業
モノづくりからひとづくりへ
1856年、初代武田浅次郎(あさじろう)が、池田藩筆頭家老(いけだはんひっとうがろう)で茶人の伊木三猿斎(いぎさんえんさい)の指導の下、現在とほぼ同じ製法のきびだんごを開発。「広くこれを伝え、味の良さを知らせることで、自然といいものは売れて繁盛する」という信念を持ち廣榮堂開業。きびだんごを世に送り出した。1885年、明治天皇の岡山行幸(ぎょうこう)の際、きびだんごを献上。「日の本(ひのもと)にふたつとあらぬ吉備団子むへ味はひに名を得しや是」と日本一のきびだんごの称号を賜る。駅売り用の箱詰めきびだんご、絵本作家とのコラボレーション商品など、時代に合わせた商品を開発。モノづくりからひとづくりへ。「仕事を通じて、周りにいる人たちを、いかに幸せにすることができるか。」と語る5代目浩一(こういち)。160年の歴史を育んできた先人の想い・情熱・夢を受け継ぎ、手作りの技と心をお菓子に込め、岡山から世界へ発信し続ける。
代表紹介

代表取締役社長
武田 浩一 (たけだ こういち)
武田 浩一 (たけだ こういち)
経歴:
1963年(昭和38年) 岡山市生まれ
1988年(昭和63年) 明治大学卒業後、住友信託銀行入行
1994年(平成6年) 廣榮堂入社
2006年(平成18年) 代表取締役社長就任
廣榮堂の歴史
1856年 (安政3年) |
武田浅次郎 岡山市中納言にて創業 ※池田藩筆頭家老で大茶人の伊木三猿斎の指導で古くからあった黍団子をお茶席にも向く求肥製にしたのがきびだんごのはじまり |
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1899年 (明治32年) |
武田充平 2代目店主となる |
1931年 (昭和6年) |
武田常夫 3代目店主となる |
1938年 (昭和13年) |
3代目常夫病死 武田貞子が店を切り盛りする |
1951年 (昭和26年) |
(資)広栄製菓設立、武田貞子が代表となる |
1962年 (安政3年) |
(昭和37年)武田修一が4代目店主となる |
1968年 (昭和43年) |
第17回全国菓子大博覧会で「きびだんご」名誉総裁賞受賞 |
1971年 (昭和46年) |
(株)廣榮堂設立 |
1977年 (昭和52年) |
新研究開発棟(R&Dセンター)を増設、竣工 |
1993年 (平成5年) |
「元祖きびだんご」のパッケージを一新 |
1994年 (平成6年) |
第22回全国菓子大博覧会で「むかし吉備団子」名誉総裁賞受賞 |
2006年 (平成18年) |
代表取締役社長に武田浩一就任 |
2007年 (平成19年) |
創業150周年記念式典、創業150周年感謝祭 |
2009年 (平成21年) |
倉敷店リニューアルオープン、藤原店 グッドデザイン賞受賞 |
2018年 (平成30年) |
文化庁が「桃太郎伝説」を日本遺産に認定 |
2019年 (平成31年) |
ショッパー・包装紙デザインリニューアル |
2019年 (令和元年) |
「CAFE Tokidoki KOEIDO」ブランチ岡山北長瀬店オープン 中納言本店リニューアルオープン 「はれまーじゅ(白桃)」発売 |
2020年 (令和2年) |
「はれまーじゅ(苺)」発売、さんすて岡山店リニューアルオープン、ISO22000取得 |
企業情報:
株式会社 廣榮堂 / 岡山県 岡山市中区 藤原 60 / 086-271-0001
公式ホームページ:https://koeido.co.jp
第6回地方創生経営者フォーラム・三重
2020年9月14日(月)開催
岡山県岡山市にて、「第7回地方創生経営者フォーラム・岡山 伝燈と志命」を開催し、廣榮堂 5代目 武田 浩一 氏に登壇していただきました。