株式会社 平凡社
1914年(大正3年)創業
百科事典の平凡社
「や・此れは便利だ!」というポケット事典を創業の書に、今年で103年になる出版社。現在冊子の百科事典を刊行している唯一の会社。「名前は平凡でも作るものは非凡」その言葉通り、過去の蓄積に基づき現代を映し出す温故知新の編集力でこの国の文化を「美しい本の形」に残し続けている。
平凡社の歴史
1914年 (大正3年) |
下中弥三郎が自著の小事典『や、此は便利だ』の販売のため、平凡社を創立 |
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1927年 (昭和2年) |
『現代大衆文学全集』全60巻刊行。円本時代を築く |
1931年 (昭和6年) |
『大百科事典』全28巻刊行。名実ともに「事典の平凡社」となる |
1946年 (昭和21年) |
第二次大戦中の休業状態から再出発 |
1955年 (昭和30年) |
『世界大百科事典』全32巻刊行 |
1963年 (昭和38年) |
日本初の本格的グラフィック誌『太陽』創刊。『東洋文庫』創刊 |
1972年 (昭和47年) |
『別冊太陽』創刊。ムックの先駆けとなる |
1979年 (昭和54年) |
『日本歴史地名大系』全50巻刊行 |
1988年 (昭和63年) |
『世界大百科事典』全35巻刊行 |
1996年 (平成8年) |
『荒木経惟写真全集』全20巻刊行 |
1999年 (平成11年) |
『平凡社新書』創刊 |
2011年 (平成23年) |
『こころ』創刊 |
2014年 (平成26年) |
創業100周年 |
公式ホームページはこちら
代表紹介
代表取締役社長
6代目 下中 美都(しもなか みと)
慶應義塾大学文学部(フランス文学)卒業後、文化出版局に入社
雑誌『ミセス』や『ハイファッション』の編集を経て
6代目 下中 美都(しもなか みと)
慶應義塾大学文学部(フランス文学)卒業後、文化出版局に入社
雑誌『ミセス』や『ハイファッション』の編集を経て
- 1995年平凡社に入社
- 2003年取締役編集局長に就任
- 2011年より取締役営業を担当
- 2014年平凡社100周年を期に社長に就任
平凡社の「知恵」
俗に流れることなく、スタンダードに平凡に
創業者の下中弥三郎は貧しく学校へ行けなくとも、隣のお医者さんから貰った百科事典という教科書があった。そこから始まる「百科事典を作りたい」という夢、そして平凡社の歴史の歩み。先代の精神はいかに現在の美都氏へ引き継がれているのか!?