彫銀 有限会社 斎藤彫刻
1916年(大正5年)創業
江戸鍔師、武州伊藤派伝統の流れをくむ、鉄を刻む匠の技
1916年の創業以来、江戸金工から受け継がれた「鉄を刻む技術」を駆使し、「刻印型」を製作。美意識と卓越した技術により、金型・刻印・原型加工から各種金属、貴金属製品加工までの一貫した生産体制でモノ作りニッポンの再生を目指す。刻印は「高精度」「耐久性」「低価格」の三つの特徴を持ち江戸伝統の技を刻み込んだ「彫銀」の商品は、日本はもとより外国からも注目されている。
斎藤彫刻の歴史
1916年 (大正5年) |
初代齋藤栄之助 東京市下谷区入谷において伊藤幸三郎より独立開業 |
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1955年 (昭和30年) |
二代目齋藤安次郎 台東区根岸に移転 |
1979年 (昭和54年) |
現会長齋藤安次郎により墨田区東向島に工場移転 |
1990年 (平成2年) |
業務拡張に伴い栃木県今市市に第2工場を開設、 社名を有限会社斎藤彫刻に変更 |
2000年 (平成12年) |
三代目齋藤明司によりブランド『彫銀』スタート |
2003年 (平成15年) |
渋谷区神宮前に自社店舗「彫銀原宿店」をオープン。各種オーダーメイドジュエリーの受注を開始する。 |
2004年 (平成16年) |
製品仕上げ加工の第2工場を新設し現在に至る。 |
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代表紹介
専務取締役
3代目 斎藤 明司(さいとう あきじ)
- 2000年に「彫銀」ブランドを立ち上げ
- 2002年に渋谷区神宮前にて直営店をオープン
シルバーアイテムのデザインから企画運営などアクティブにこなしている「彫銀」の中心人物。
Another Story
金属工芸技法 鍛金 鋳金 彫金
今回取材した彫銀はこの武州伊藤派の系譜を持つ企業だ。創業から100年を超えた今も受け継がれる伝統の技。時代とともに、その技術から生み出される製品は変化を遂げてきたが、武州伊藤派の血を引く丁寧で精巧な仕事は、現代へと受け継がれ、人々に愛されている。