向じま梅鉢屋
1915年(大正4年)創業
江戸の技『砂糖漬』を守り続ける唯一の菓舗
冷蔵庫がない江戸時代、旬の野菜を保存するため砂糖漬に仕立てる製法で「江戸砂糖漬」が生まれる。
季節ごと、13~15種類ほどの野菜の砂糖漬を取り揃え、時間をかけて野菜本来の色や形を崩すことなく美しく仕上げてお客様へ提供。3代目壮伊知氏の頭にのみ残るレシピで、江戸時代より伝わる「江戸砂糖漬」の製法を守り続けている。
梅鉢屋の歴史
1915年 (大正4年) |
丸山林之助の従兄弟内田安太郎より砂糖漬け技術を習得し御徒町に「丸山商店」と称し創業 |
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1923年 (大正12年) |
関東大震災で被災し、東へと逃げる際、亀戸天神にて家族全員の無事を祈願したところ願いが叶ったことから、亀戸天神の紋「梅鉢」に因んで今の屋号「梅鉢屋」を命名 |
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代表紹介
代表取締役社長
3代目 丸山 壮伊知(まるやま そういち)
墨田区が誇る職人『すみだマイスター』のひとり
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向じま梅鉢屋 江戸砂糖漬
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