宇津救命丸さんがやっていらっしゃる地域との取り組みですとか地域貢献活動を伺えますでしょうか。
敷地の中に薬師堂というのがありまして、1年に1回お祭をやっていたんですね。薬師堂っていうのは健康の仏様薬師如来を祀っているんですけど、江戸時代から人々の健康を祈願してお祭りを地域のお祭りとしてずっと続いてたんです。結構大きなお祭りだったんですけど、だんだん昭和になってきて色々環境が変わってきて自然にやめてしまったんです。うちの息子が2011年の東北大震災の時地元の被害が多かったもんで、復興を祈ろうということで薬師堂を復活させたんですね。それ以来不定期ではあるんですけど、地元の町とか商工会とか観光協会とかと一緒になって町のお祭りとして継続しています。うちのイメージ的なものから子供祭りということで幼稚園・保育園の園児さんにお神輿を担いでもらったりイベントをやったりして地域に多少でも元気になってもらえればと思いましてやってますね。
企業のイメージとしてもね、お子さんの薬を扱っていらっしゃる会社だから。お子さんたちの笑顔が広がる祭りというのは、とてもプラスになる気がしますね。
私の時はコマーシャルをやってましたのでどっちかといえば目が全国を見ていてあまり地元を見てなかったんですね。だけど息子に教えられたというか息子が地元も大事にしなきゃいけないという事で、地元の商工会、地元のホランティアにも参加するようになりました。
長寿企業にとって地元とか地域とのつながりは改めて注目されている時代と思ってよろしいんでしょうか。
お祭をやって初めてわかったんですけど、救命丸ってうちの街にあったんだねって知らない方が結構いるんですね。というのも住所が東京になってるもんですから金沢にこういう会社があったって知らなかったとか、この街にあって非常に誇らしいとかそういう声を聴くと報いていかなければいけないなと思いますね。
地域とのつながり絆を大切にされていると思うんですけど、同じ業界のつながりというのはあるんですか?
はい。我々歴史の長いメーカーは家庭薬って呼んでるんですね。東京に約50社ほど家庭薬が集まった「東京家庭薬組合」というのがありましてその中でいろんな活動をして会員のために薬事のこととか労務のこととか、そういうことで委員会を作って会員のために勉強会なんかを行っています。
それは昔ながらの家庭薬の販売形態をまとめようというのがきっかけだったんですか?
随分前の話で私は当時のことはわからないんですけど、新薬メーカーさんがどんどん対等してきたんですね。それに対抗するために家庭薬でまとまって何かをやるってことで組合を作ったと聞いています。
お薬とか売り方もお薬自体も違いますからね。
宇津救命丸さんがやっていらっしゃる地域との取り組みですとか地域貢献活動を伺えますでしょうか。
宇津:敷地の中に薬師堂というのがありまして、1年に1回お祭をやっていたんですね。薬師堂っていうのは健康の仏様薬師如来を祀っているんですけど、江戸時代から人々の健康を祈願してお祭りを地域のお祭りとしてずっと続いてたんです。結構大きなお祭りだったんですけど、だんだん昭和になってきて色々環境が変わってきて自然にやめてしまったんです。
朝岡:うちの息子が2011年の東北大震災の時地元の被害が多かったもんで、復興を祈ろうということで薬師堂を復活させたんですね。それ以来不定期ではあるんですけど、地元の町とか商工会とか観光協会とかと一緒になって町のお祭りとして継続しています。うちのイメージ的なものから子供祭りということで幼稚園・保育園の園児さんにお神輿を担いでもらったりイベントをやったりして地域に多少でも元気になってもらえればと思いましてやってますね。
企業のイメージとしてもね、お子さんの薬を扱っていらっしゃる会社だから。お子さんたちの笑顔が広がる祭りというのは、とてもプラスになる気がしますね。
宇津:私の時はコマーシャルをやってましたのでどっちかといえば目が全国を見ていてあまり地元を見てなかったんですね。だけど息子に教えられたというか息子が地元も大事にしなきゃいけないという事で、地元の商工会、地元のホランティアにも参加するようになりました。
朝岡:長寿企業にとって地元とか地域とのつながりは改めて注目されている時代と思ってよろしいんでしょうか。
宇津:お祭をやって初めてわかったんですけど、救命丸ってうちの街にあったんだねって知らない方が結構いるんですね。というのも住所が東京になってるもんですから金沢にこういう会社があったって知らなかったとか、この街にあって非常に誇らしいとかそういう声を聴くと報いていかなければいけないなと思いますね。
石田:地域とのつながり絆を大切にされていると思うんですけど、同じ業界のつながりというのはあるんですか?
宇津:はい。我々歴史の長いメーカーは家庭薬って呼んでるんですね。東京に約50社ほど家庭薬が集まった「東京家庭薬組合」というのがありましてその中でいろんな活動をして会員のために薬事のこととか労務のこととか、そういうことで委員会を作って会員のために勉強会なんかを行っています。
朝岡:それは昔ながらの家庭薬の販売形態をまとめようというのがきっかけだったんですか?
宇津:随分前の話で私は当時のことはわからないんですけど、新薬メーカーさんがどんどん対等してきたんですね。それに対抗するために家庭薬でまとまって何かをやるってことで組合を作ったと聞いています。
朝岡:お薬とか売り方もお薬自体も違いますからね。