Story ~長寿企業の知恵~ 「 貢献 」
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サンフーズ 株式会社
貢献 ~地域、業界との絆~

ナレーション

長寿企業にとってかかせないもの…
それは…地域との関わり、サンフーズが行っている社会貢献活動、
地域との取り組みとは?

布﨑:

一応、地域のみなさんとは常に接触する機会は多いんですけど、地域の小学校の皆さん、年に1回は必ず工場見学に来られます。それは、社会科の副読本に私どもの会社が載ってるので、それでみなさん興味を持って来られます。その中でも、何故サンフーズがこれまで(お好み村の)全店使ってるんですか?という質問が一番多いんですけども。

いまおか:

へぇーー!

布﨑:

そういったことが、よく社会科の教科書に載ってるので、大変私どもは嬉しいんですけどもね、そういったことがあります。
それと、私ども、「SunSun広島」という観光キャンペーンですね、これは昭和58年に始まったんですね、当時広島市の観光課を中心に。で、その方たちとやっぱりお好み焼きが広島の特産品、或いは洋食文化のひとつの大きな要素として認めてもらう為の、所謂地域での認知度を高めるということをね、ずっとやってきてます。それは、各デパートさんとの協力ということもあるんですけど、それ国内だけではなくて海外でもやってきています。はい。それは、業社の人たちと一緒に、また海外に出かけて行って、お好み焼きをみなさんに知って頂いて、広島に来てくださいということをやっています。

いまおか:

へぇー!国内ではもう随分広がったと思いますが、海外というと、具体的にはどのような国?

布﨑:

海外はですね、ハワイはもう24年近く毎年やってますし、アジアが中心になるんですけどね、香港・台湾・シンガポール・マレーシア、そういったところでもやってきています。

いまおか:

海外の反応は、国内とは違いますか?

布﨑:

そうですね。まぁあのでも、美味しいと言ってみなさんくださるんですけど、やっぱりその海外での食文化が違っていますのでね、だから特に中華圏、中国とか台湾とか香港では、ソースを使うっていう文化がないので、

いまおか:

あっ、そうなんですか?!

布﨑:

はい。中華料理ってソース使わないですよね?

いまおか:

あぁ〜。

布﨑:

だから、そういったところにこうみなさんに紹介していくっていうのは、結構やっぱりこちらのなかなか努力が必要なんですけれども、少しずつ認知されてきていると思います。