Story~長寿企業の知恵~ 「 伝燈 」
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東京物理療法研究所 東京温灸院
伝燈 ~受け継がれる伝統~

ナレーション

受け継がれる伝燈。

創業以来、代々受け継がれている書物や品物・・・。そこに隠された想い、物語とは・・・

石田:

続きまして、先代やご家族から代々受け継がれているものというものはございますか?

小宮:

これは、もうこの温灸器です!

朝岡:

これですよ!!薬と共にね!

小宮:

はい。

朝岡:

もぐさと共に!

小宮:

私も今週2回、自分で温灸してますので、自分ではよくこう分かってるつもりではいるんですけど。

石田:

そして、今そちら(机の上に)に出ているものは何でしょうか?

小宮:

こちらが、初代の利三が本にした温灸治療の本で、

朝岡:

これね(本を手に取って)、やっぱり大正3年ですからね、始まったのが。体質の改造と温灸物理療法!すごいですよ、これ!開けるとこれ、その全部難しいね、福岡利三 米国名誉理医学博士って書いてある!

小宮:

はい!

石田:

もう昔の漢字でね、全て。

小宮:

そうです。

朝岡:

これ、すごいですねー

小宮:

これが再版で昭和16年に作ったんですけど、その前のはもう焼けちゃってないので…これが再版で一番古いのです。

朝岡:

へぇー!やっぱりこれはですね、利三先生のプライドというか自信というか、そういったものが理路整然とこの書かれてるわけです。はぁー!(本を机に戻す)

小宮:

はい。ありがとうございます。

石田:

ありがとうございます。

朝岡:

はい、これを受け継いでいらっしゃる!
でも、あれですよね、今でこそ色んな療法が世の中にいっぱいありますけれども、これがずーっと受け継がれてきてるというのは、これが実際通って受ける方のその気持ちというか身体に合って、やっぱりいいなぁと実感して頂いてるってとこでしょうかね?

小宮:

そうですね。まぁ合う方合わない方、もちろんいらっしゃると思うんですけれども、やっぱり長く来てらっしゃる方は、常に調子を保っていられるってことで。今ですと、94歳の女性の方が最高齢なんですけど、一人でもうスタスタ歩いていらっしゃいます。

朝岡:

通ってらっしゃる?

小宮:

はい。で、昨日いらしたんですけど、もう検査してもどこも悪くなくて、薬も出してもらえないって嘆いてらして(笑)

一同:

小宮:

健康だからでしょ!って一応言ったんですけどね。

朝岡:

もう長いんですか?その温灸受けられてらっしゃる方は?

小宮:

その方は、もう65年・・・7年8年くらいです。

朝岡:

えっ?!65年くらい続けていらっしゃるの?!すごい!温灸人生だね!

石田:

ね!温灸と共に!

朝岡:

すごいねー!あ、そうですか、やっぱりね。
あおの小宮さんご自身は、必ずやるなんていうかルーティンワークというかそういうものはあったりするんですか?

小宮:

祖父がね、起きて玄関出て、東に向かって手を合わせてたんです。で、私近くに住んでてしょっちゅう泊まりに行ってたもんですから、隣で一緒になって手を合わせてたりしてたので、やっぱり朝起きると日に向かって、こう、一日これから始まります、みたいな、そういう何ていうんですかね、残っていますね。

朝岡:

ああ、日常の習慣として朝は東に向かって、

小宮:

はい、東。丁度玄関でると東なので。

朝岡:

ああ、今日一日始まります、お願いします、みたいな。

石田:

ふふふふふ(笑)

小宮:

はい、もう、お願いします、みたいな。無意識にですけど。

朝岡:

そうですかー

石田:

小宮さんのご趣味を伺ってもよろしいですか?

小宮:

はい、趣味は9年くらい前に始めたゴルフです。

朝岡:

ゴルフですか、なんかこの小麦色って言う、肌が、ただもんじゃないなと思いましたが、やはり。

小宮:

あの、ほんの少し、はい。

石田:

ほんの少し、と仰いますけど、どのぐらいの頻度で?

小宮:

本当に、ちょっと、玉転がすくらい、やってます。

朝岡:

それでこんな小麦色になっちゃうんだから、あれですね、

小宮:

吸収がいいんですね、きっと。

朝岡:

吸収ね、そうですよね〜。
でもゴルフっていうスポーツは、特にいろんな方とのコミュニケーションにも良いと言いますが、どんな風に活かしてらっしゃいます?

小宮:

そうですね、患者さんの中でゴルフやってる方が多くて、やはり体重がないと飛距離が出ないって言うので、温灸して一生懸命食べて、体重が2,3キロ増えただけで、ドライバーすごい飛ぶようになったな、って喜んでいらっしゃる方もいらっしゃいますので、なので、結構多いですね、ゴルフされる方。

朝岡:

ああ、温灸の効果を体力に変えて、エネルギーに変えて、

小宮:

そうですね、一日ですからね、ゴルフは。

朝岡:

そうですよね、歩きますもんね、またねー。

小宮:

そうですね、体力勝負ですから。

石田:

小宮さん、本当に生き生きと、明るくいらっしゃるんですけども、いつもゴルフでやっていらっしゃることが、そのメンタルの・・・

小宮:

ゴルフはやっぱりメンタル強くなりますね。絶対に最後まで、さいごの一打まであきらめない、っていう、それを試合とか出てて、何度も経験しているので、やはりそれであきらめない癖はつきました。

朝岡:

さっきのほら、おばあちゃんの言葉で、「苦労を苦労と思うな」、ね、「自分に正直に」、これゴルフそのものじゃないですか!

小宮:

そうですねー、その通りです。

朝岡:

ダブルボギーなのにボギーにしたりとか、そういうことよく巷で聞くじゃないですか、まさにそうですよ、なんか、重なってますね?

小宮:

そうですね、はい。

朝岡:

よかったよかった。

小宮:

すべて、繋がります、はい。

朝岡:

繋がりますね。やっぱりそれは、患者さんがゴルフやっていらっしゃる方が多いなんてので、私もちょっとやってみようかなっていうことですか?

小宮:

はじめは長男が中学でゴルフ部に入ったので、それで一緒に練習しに行こうと思って始めたのがきっかけです。

朝岡:

そうですか、そこからまた魅せられて。

小宮:

はい、そこから魅せられて、もうやめられない趣味になっちゃって。

朝岡:

そうですか、もう、おぼっちゃんよりもお母さんが熱中しているという。そうかー。