東京物理療法研究所 東京温灸院
言魂 ~心に刻む言葉と想い~
続いては言魂ということで、幼い頃、先代やおじいさま・おばあさまから言われた印象的な言葉、そこに隠された想いを伺いたいと思います。
小宮:祖母からなんですが、やはり「苦労を苦労と思わず、常に苦を思え」っていうことと、「自分に常に正直にいなさい」っていうことをしょっちゅう言われていました。
石田:あぁー
朝岡:これはやっぱりおばあちゃまの経験というか・・・
小宮:そうですね!
朝岡:人生から生まれてきた言葉ですかね?
小宮:はい。やはりもう先ほども申しあげましたけど、同族会社だったので、親戚同士の意見交換…かみ合わないところがある時も、やはりかなりストレスで辛い時が多かったみたいで、その度にもう乗り越えて乗り越えて、で、守ってきたっていうのを聞いてますので。
朝岡:どうですかその、おばあちゃまのその言葉ね、小さい頃から聞いてた言葉が自分のその日常のね中で、あぁこういうことだなぁって思うようなご経験ってのはやっぱりあったわけですか?
小宮:そうですね。今思えばですけども、やっぱりそういうの聞いていたので、育児の時も、やはり年子で3人だったので!
朝岡:年子で3人?!
小宮:もう大変だったんですけども、何かあると「あぁ、苦を思っちゃいけない!」とか、もう「常に感謝しなきゃいけない!」とかずっと言われていたので、とにかく頭の中には何かあるとそれがありました。
朝岡:はぁー!ご自身のね、人生の中にもおばあさまの言葉が生きてたってことですよね!
石田:他には何か今、心にある言葉ってのはありますか?
小宮:そうですね。「常に感謝の気持ちを忘れず、初心を忘れず」ってことです!
朝岡:あぁー!初心をね!やっぱり、初めて温灸した時の・・・
石田:あはははは(笑)
小宮:そうですね(笑)発明した時の先代の気持ち。
朝岡:先代の気持ちとかね。いらっしゃるね、お客様というか患者様というかよくわかりませんが、そういうね。
石田:そういう大切だなぁって思った言葉などを、書留めていらっしゃりとかするんですか?
小宮:そうですね。毎年、手帳あります。それにちょこちょこ書いて、今こんななります!
石田:えぇー!
小宮:とってあります。
朝岡:えっ、そんな!もうメモ魔ですね!
小宮:あはははは(笑)
石田:あはははは(笑)
朝岡:それは!
小宮:一応とってあります。
石田:それを読み返されたりとかもなさるんですか?
小宮:たまに読んだりとかもします。あぁ、この時こうだったなぁとか。
朝岡:へぇー。こうやってお話してるとね、とっても何か素敵な綺麗なマダムでいらっしゃるんですけど、実は…実はっていうか、社長でいらっしゃるわけだから。代表取締役社長。
小宮:責任重大です!
朝岡:リーダーとか人の上に立つポジションを考えたりすると、現実にこういらっしゃる社長さんだとかね、或いは、色んな各界の方々いらっしゃいますけども、あぁこういう方はヒントになるなぁとか、こういう風なところはちょっと見習ってみたいなとか、そういう方はやっぱりいらっしゃいますか?
小宮:最近ですと、やはり、小池百合子さん。
朝岡:あぁ、都知事?!
小宮:政策云々じゃなくって、やっぱりこうブレない強さっていう、女性の強さっていうんですか、やはり自分が決めたことをこう貫いていくっていうのはどの種類の企業にとっても大事だと思うので。
朝岡:あぁーね!そういうところちょっとね!
小宮:惹かれますね。
朝岡:ね!刺激も受けるんでしょうね。
小宮:はい。
続いてのテーマは「言魂」心に刻む 言葉と想い。
強い想いと信念が込められた言葉には魂が宿り、人の人生に大きな影響を与える。
小宮由希子が先代や家族から、受け取った言葉の裏に隠された想いに迫る。