森下仁丹 株式会社
言魂 ~心に刻む言葉と想い~
駒村:今まで言ってないんだけど、1つだけあるんですよ。他は全部忘れちゃった。そんなもんどうでもいい、当たり前だと思って。
これはねちょっとね、あえて言うとするとね、先輩は前の会社の役員になった人ですね。結構可愛がってもらって、「おい駒村な、お前な、企業に入って、上の地位に立つっていうことは、日本の今の環境とか感覚でいうと、かなり家庭に迷惑をかけるよ。家庭を犠牲にしないとなかなか出来るもんではない、そこを忘れるな。じゃあ、家庭に対してどういう形でそれを補充というかバックアップっていうか、その分をどうやって埋めるの。よく考えとけ。」って言われたんです。この言葉だけはね、今だに残ってます。
今ね、要するにダイバーシティーとか色々言ってるんだけど、当時はまだ、男性が働いて奥さんが専業主婦ってね。ただし、それだけ負担を家庭にかけている。だいたい企業戦士ってその戦いの中で生きてるからそういうことになるよ。そこを放り出して、それは俺が偉くなったんだから当たり前っていう態度は良くない。よくその辺のバックアップは考えろって言われたのだけはよく覚えてますね。それはずっと守ってきてるっていうかな、確かにそうであるんだったら昔の僕は人間だから、そりゃ男たるものっていうところがあるわけですね。まぁそういう気概とか気質がものすごく大事だなって。
感謝の気持ちを忘れるなっていう意味だと思うんだけどね。周りの人に対してね、色々サポートしてくれた人に対する感謝の気持ちを忘れちゃダメよという意味合いだったという風にも捉えています。
~森下雄司が胸に刻む言葉~
森下:僕はいっぱいあるんですけど、いろんな人にいろんなことを言っていただいて、非常にこう感銘というか、あぁそうだなと思うことがたくさん、それ本当に若い頃とか特にいっぱいありましたし。
今は、改めて会社に入って、創業者翹楚が言っていた言葉っていうのを当時のうちの先代が残した本で、「済世利民」っていう言葉なんですけど、世を助け民に利する。社会奉仕ですよね。その言葉をそういう考え方を持ってやってたっていうのをこう読んでですね、さっきの社是と同様で、やっぱりそこはずっと変わらない考え方だと思いますし、それを今の世の中だとか会社だとか今の自分に照らして、どういうことをするかっていうことを常々考えますけど、基本的な考え方はそういう考え方に基づいてやっていきたいなっていう風に思います。
これはねちょっとね、あえて言うとするとね、先輩は前の会社の役員になった人ですね。結構可愛がってもらって、「おい駒村な、お前な、企業に入って、上の地位に立つっていうことは、日本の今の環境とか感覚でいうと、かなり家庭に迷惑をかけるよ。家庭を犠牲にしないとなかなか出来るもんではない、そこを忘れるな。じゃあ、家庭に対してどういう形でそれを補充というかバックアップっていうか、その分をどうやって埋めるの。よく考えとけ。」って言われたんです。この言葉だけはね、今だに残ってます。
今ね、要するにダイバーシティーとか色々言ってるんだけど、当時はまだ、男性が働いて奥さんが専業主婦ってね。ただし、それだけ負担を家庭にかけている。だいたい企業戦士ってその戦いの中で生きてるからそういうことになるよ。そこを放り出して、それは俺が偉くなったんだから当たり前っていう態度は良くない。よくその辺のバックアップは考えろって言われたのだけはよく覚えてますね。それはずっと守ってきてるっていうかな、確かにそうであるんだったら昔の僕は人間だから、そりゃ男たるものっていうところがあるわけですね。まぁそういう気概とか気質がものすごく大事だなって。
感謝の気持ちを忘れるなっていう意味だと思うんだけどね。周りの人に対してね、色々サポートしてくれた人に対する感謝の気持ちを忘れちゃダメよという意味合いだったという風にも捉えています。
~森下雄司が胸に刻む言葉~
森下:僕はいっぱいあるんですけど、いろんな人にいろんなことを言っていただいて、非常にこう感銘というか、あぁそうだなと思うことがたくさん、それ本当に若い頃とか特にいっぱいありましたし。
今は、改めて会社に入って、創業者翹楚が言っていた言葉っていうのを当時のうちの先代が残した本で、「済世利民」っていう言葉なんですけど、世を助け民に利する。社会奉仕ですよね。その言葉をそういう考え方を持ってやってたっていうのをこう読んでですね、さっきの社是と同様で、やっぱりそこはずっと変わらない考え方だと思いますし、それを今の世の中だとか会社だとか今の自分に照らして、どういうことをするかっていうことを常々考えますけど、基本的な考え方はそういう考え方に基づいてやっていきたいなっていう風に思います。
ナレーション
続いて、駒村 純一が、現在、胸に刻む言葉・・・
駒村:昔からこれ一緒で、「有言実行」なんですよ。どっちかっていうと僕は口に出す方。それから何かやろうと思った時に、言葉にしておくとですね、記録が残る、ある種の。責任取らざるを得ないじゃないですか。だから言っちゃうんです。言っちゃうとやらざるを得ないでしょ。だから、何も言わずにやってみせるなんていうのは、あんまり格好良くないじゃないですか。それはいつも心がけているんで。
で、実はその有言の部分がよく変わっちゃうんですよね。実行フレーズになると、ちょっとこれ言った通りにいかないなって思うと、あれ撤回撤回って言ってね。ちょっとキョトンとされるケースがね、多々あるんですけどね。それが・・・
森下:先に宣言ですよね。
駒村:宣言しちゃう。
森下:コミットするっていうか、これやるぞ!っていうことを先にまずはっきりしますんでね。僕は逆に不言実行の方なんでね。社長のその行動が全てそれに伴ってやってらっしゃると感じます。
で、実はその有言の部分がよく変わっちゃうんですよね。実行フレーズになると、ちょっとこれ言った通りにいかないなって思うと、あれ撤回撤回って言ってね。ちょっとキョトンとされるケースがね、多々あるんですけどね。それが・・・
森下:先に宣言ですよね。
駒村:宣言しちゃう。
森下:コミットするっていうか、これやるぞ!っていうことを先にまずはっきりしますんでね。僕は逆に不言実行の方なんでね。社長のその行動が全てそれに伴ってやってらっしゃると感じます。
続いてのテーマは「言魂、心に刻む、言葉と想い」
駒村 純一と、森下 雄司が家族や先代から、受け取った言葉
そこに隠された想いとは?