ホットマン 株式会社
NEXT100 ~時代を超える術~
やはり、創造の精神というのが原点にありまして、そして我々の企業理念であります、お客様の心豊かな生活に貢献するというこの方向性は絶対に変えてはいけないと。
で、我々はですね、例えばこういうタオルを作るのにも、原材料にこだわってやってるわけですけども、こういう作り方とか原材料とか、そういったものを変えないということではないと思ってるんですね。
常に進化していかなければならないと思ってますので、伝統的な作り方、それを守っていくというよりは、そのお客様の心豊かな生活に貢献できてるかというところが一番の軸になりますので、そういった意味で、その時代時代に合わせて、お客様の笑顔を埋める商品が作れているかというところをやはり一番重要視してやっていくというところだと思いますね
あの、百年先の後継者たちへ伝えたい事って聞くことになってるんですけど(笑)
一同:笑
朝岡:ちょっとそれは、先に行きすぎちゃってるんで(笑)坂本さんご自身にとっても、まだまだこれから60代70代までは、社長は出来ると思うんです。そこのご自身のこれから長いであろう社長としてのお仕事、これをどういう風に持っていきたいかっていうのをまず伺いたいですね。
坂本:そうですね、やはり我々の商品を通して、お客様の笑顔を埋めているかどうか、お客様が笑顔になってくださっているかというところは、一番の軸だと思うんですね。
で、それに対して何をしていくかというのは、常に。例えばこの60まであと20年の間でも、おそらく色々変わってくる部分はあると思うんですね。
ただ、その核になる部分をしっかり守りながら、この青梅の歴史であり伝統であり想いであり、そういったものをしっかり私の下の世代にも伝えていって、最終的にそれがお客様の心豊かな生活に結びついてるかということだけはしっかりと守り続けるというようなのが、今後も進んでいく道なのだろうなと思いますね。
それが重なって、100年後になるっていうことなのかもしれませんね。
坂本:やはり我々のホットマンという会社がるから心豊かな人生を送れたわ、と言って頂けるような、そんな会社になっていかなければいけないですし、やはり、その誠実にやり続けるということから外れてしまうと、信用はすぐに失うと思いますので、ここは突き詰めていくというところだと思いますね。
朝岡:この番組は100年を超える企業のリーダーにお越し頂いてるんですけど、日本のこの100年っていうのはほんとにまぁ戦争もありましたしね、色んな天災もあったし、その中でも企業として生き残っていける、まぁ色んな運もあったんでしょうけど、坂本さんがお考えになる100年を超えて存在して愛されている企業にとって不可欠なものってのは何なんでしょうね?
坂本:やはりですね、方向性が一番重要だと思いますね。例えば、その生産する品目も変わっていくでしょうし、時代と共に色んな変わっていく部分はあると思うんですけれども、目指すべき方向性がしっかり守られていること。そして、これも繰り返しになりますけど、誠実であること。これが本当に重要になってくると思います。いっときの例えばもうけというか利益を出す為にずるいことをしたりということをすれば、絶対にそれは信用を失うという形で戻って来ると思いますので、粛々とそこをしっかり守っていくというのが一番やっぱり根底にないとだめだと思いますね。
ホットマン株式会社、7代目代表、坂本将之。
「誠実である事」この想いは絶対にブレない。
お客様の心ゆたかな生活に貢献する事を一番の軸とし、その時代に合わせた商品を生み出し続けてほしい。
この想いは100年先の後継者にも、受け継がれていくだろう。
最後のテーマは…「NEXT100」時代を超える術。
革新を続け、100年先にも継続すべき核となるもの。
そして、ホットマン7代目 坂本将之が語る、時代へ届ける長寿企業が持つ知恵とは?