Story ~長寿企業の知恵~ 「 貢献 」
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株式会社 土橋園
貢献 ~地域、業界との絆~

ナレーション

地域や業界との絆。
長寿企業にとって欠かせないモノ・・・。
それは、地域との繋がり・・・
「土橋園」が行っている地域貢献、土橋武雄自身が行っている取り組みとは?

石田:

地域の皆さまからにも愛されてらっしゃる会社さんだとお見受けするんですけれども、地域との取り組みだったり社会貢献活動などございましたら教えていただけますか?

土橋:

立教大学の馬術部の総監督をしているんですけれども。学生さんといつになってもこの年で18歳の大学一年位と面と向かってやりあっているところがあります(笑)

石田:

(笑)

朝岡:

(笑)また青春ですね

土橋:

すいません、どうも(笑)
大学の馬術部の目標としましては、いつも言うのは、「目標は優勝だよ。目的は人間形成だよ」と。やはり4年間何かをつかんでいってくれたらいいじゃないかというのが一番ですね。それが地域ではなくて私自身の母校でありますけれども学生時代から馬術してましたんで。その辺りが未だに今言ったように学生さんと話せるというのが本当にありがたいことかなっと。
あと地域で言いますとまぁ赤坂交通安全協会の会長もさせていただいてるんで、赤坂から交通事件を一件でも無くすよっていうことに対して赤坂が東京で一番安全で安心な街になるように何かできればという風に思っていることと。それ以外に私は赤坂氷川神社の氏子でございますんで、お神輿とかそれから宮神輿を去年作りましてそれのこととか。それから後は10年ほど前から氷川神社の江戸時代から続く「人形出し」のですね、復興とか。後は「赤坂もち作り代表」みたいなのやって、「Swing赤坂」っていうのも今年で9年目になるんですけれども、そんなことでステージを作って木曜金曜に赤坂の一つ木通りにスイング、ジャズが流れるというのを作っていきたいなと思ってやってるところですね。

朝岡:

赤坂でもね、一ツ木通りっていうのは放送局もあるし、あそこも随分変わりましたしね。ちょっと行くと溜池だとか虎ノ門があるんですけど、変貌が激しいでしょ?

土橋:

すごいですねー!

朝岡:

ね、だからその中で伝統的な地域のイベントだとかコミュニケーションだとかそういうものを大事になさるっていうのはやっぱりそれがめぐりめぐって土橋園さんの家業といいますかご商売にもつながっていく部分っていうのはあるのかなって気がしますけどね。

土橋:

赤坂っていうのが戦前の三大山手商店街の一つだったんですね。一ツ木通りとか麻布十番とか赤坂一つ次通りとか。その賑わいを取り戻したいっていうので。ですから地元の行事についてはいろいろ参加したりお手伝いしたりしてますね。
私が子供の頃は赤坂一ツ木通りっていうのは1の日と6の日、「六地蔵さん」って言ったらそれで縁日にずーっと一ツ木のとこに出てたんですね。そういうものも復興してみたい、それで9月の14,15あたりはやって木金でSwing赤坂がそれで縁日とかやって、金曜日の夜から宵宮、それから土曜日が地元のお祭り、日曜日が氷川神社の宮神輿の巡行、渡御みたいなもの。一つその1週間を赤坂ウィークみたいなものにしたいなって思って力はないんですけれどもいろいろやらさせていただいているということですね。

朝岡:

なるほどね。