有限会社 日本橋弁松総本店
1850年(嘉永3年)創業
味へのこだわりと入れ物へのこだわり
狙いは”万人不受け”
1850年(嘉永3年)創業、日本最古の弁当屋、「日本橋弁松総本店」
昔ながらの”甘辛の濃ゆい味”、万人に受けなくても熱狂的なファンがいればいい。
味にこだわるからこそ、入れ物である折箱にもこだわる。
貫き通すのその”こだわり”が弁松の証。
代表紹介
代表取締役
8代目 樋口 純一 (ひぐち じゅんいち)
日本大学豊山高校 卒業
日本大学 法学部 卒業
新潟県長岡市栃尾にある料亭「恵比仁」勤務
1997年弁松総本店入社

日本橋弁松総本店の歴史
- 1810年(文化7年)
- 「弁松」の前身、初代当主による御食事処「樋口屋」の開業
- 1850年(嘉永3年)
- 「弁松」創業
- 1948年(昭和23年)
- 「有限会社日本橋弁松総本店」設立 折詰弁当製造販売
- 企業情報:
- 有限会社 日本橋弁松総本店 / 東京都中央区日本橋室町1-10-7 / 03-3279-2361
- 公式ホームページ:
- http://www.benmatsu.com/
日本橋弁松総本店の「知恵」
「創業の精神」
~家訓や理念誕生の経緯~
弁当屋の松次郎
”味”こそが家訓。弁松代表樋口氏はそう語る。
現在の「弁松」の由来となった、三代目「弁当屋の松次郎」。160年に渡って、継承されてきた家訓は”味”そのものだった。
「決断」~ターニングポイント~
繰り返された”リセット”
160年を遡れば、多くの出来事が日本を襲っておる。その中でも「弁松」を襲った2つの出来事…
関東大震災と東京大空襲である。
どちらの被害も甚大で、店舗は焼けてしまった。二度にわたるリセットを乗り越えた「弁松」。そこに秘められたエピソードとは?
「言魂」~心に刻む言葉と想い~
弁当屋という仕事はなくならない
現「弁松』当主が、先代からかけられた言葉。「弁当屋という仕事はなくならない」
弁松総本店を継承するかしないか、樋口氏が選択に迫られたとき、先代にかけられた言葉は、いまもなお彼の心に残っている。
先代の樋口氏にかけた言葉の真意とは…?
「貢献」~地域、業界との絆~
歴史があちこちに埋もれている
長きにわたり愛されてきたのは、弁当の味だけではない。「弁松」が日本橋にできることは何か?
「地域に感謝を」と語る日本橋弁松総本店代表が地域のために行っていることとは。
「NEXT100」~時代を超える術~
100年続けるための"万人不受"
これまでの100年があったのは、「味にこだわり、味を変えない。」から。次の100年も「味にこだわり、味を変えな」ければ、良い。
万人受けするものを作るのではなく、万人に受けずとも熱狂的なファンをつくる。それができれば、表現は自由。
NEXT100には必要なものは、もうわかっている。