Story ~長寿企業の知恵~ 「 言魂 」
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宇津救命丸 株式会社
言魂 ~心に刻む言葉と想い~

石田:

続いては言魂ということで、幼いころ先代や祖父母から言われれた印象的な言葉、そこに託された思いを伺っていきたいと思います。

宇津:

私の祖母が直系だったんですね。嫁ではなく直系だったので祖母によく「お前が救命を継ぐんだよ」と言われたのは覚えてます。

朝岡:

やっぱりおばあちゃんから言われると特にちっちゃい時はそうかなーって思うしかないですもんね!

宇津:

そうですね。

朝岡:

それは(祖母の言葉)年齢が大きくなるにしたがってもどこか心の中にはあったんですか?

宇津:

薬大に行ったあたりから会社を守ってかなくてはいけないという気持ちはありました。

石田:

そうなんですね。そんな中で、学生時代に他に目指されていた職業があったりしましたか?

宇津:

特には考えてなかったですけど、自衛隊には一度入ってみたいなと思いましたね。そういうのは興味があったのと、規律を学べるのではと思いまして。しかし結局は、周りにガツンと言われてしまって断念しましたね。

朝岡:

しかし組織とっては、規律が大事な部分ではありますよね。今現在、ご自身が大切になさっている言葉っていうのがあったら教えていただきたいです。

宇津:

「常に正直であれ」という言葉です。「正直者は馬鹿を見る」って言葉がありますけど、私はすごく嫌いな言葉でして。現実的にはそういうこともあると思いますが、経営に関しては正直に行かなければ行けないと思います。

朝岡:

いろんな意味でお客さまとか、お薬を買って下さる方への正直な部分、それから会社の中とかお薬そのものに対して正直であるという色んなことがあると思うんですね。

宇津:

生薬ってのは自然のものなので、ピンからキリまであるんですね。どれを使っても問題はないんですけど、うちはいつも純度の高い生薬を使うようにしています。

というのも私も薬剤師なので会社に消費者相談でかかってくる電話に私も出ることがあるんです。お母様方が藁を掴む気持ちでうちの救命丸やお薬を買いたいんだけどという気持ちがあれば、紳士に答えていきたいという気持ちはありますね。