Story~長寿企業の知恵~ 「 NEXT100 」
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有限会社 牛田噴霧機工場
NEXT100 ~時代を超える術~

ナレーション

次の100年に向け、長寿企業が変えるべきもの、変えないもの、会社にとってコアになるものとは?
100年先の伝承者へ届ける想いとは?

石田:

最後に、次に100年へ変えるもの、変えないもの。会社のコアになっていく部分を伺えますか。

牛田:

これまでの経験や実績を活かし、噴霧器の製造を行っていこうと思います。さらにどんどんと進化していく衛生害虫に対応していく技術を磨いていきたいです。

朝岡:

100年先の牛田噴霧器工場はどうなっていますかね。

牛田:

もしかしたら、巨大化しているかも知れませんね。今まで作ってきたものは変えられません。しかし、これからを作っていくのは、私であり、後の代の人間たちなので、その時代ごとにどんなものが必要なのかを考えなくてはいけないですね。

朝岡:

現在、製造から販売、実際の駆除まで行っている。将来この形は続くと思いますか。

牛田:

続いて欲しいです。やはり、現場を見て実際に使ってみないと分からないと思いますね。だからこそ、開発と施工を同時にすることは必要ですね。これは残して欲しいですね。

朝岡:

100年後の害虫は凄く進化してそうですね。

牛田:

今でさえ、蚊が菌を媒介するということがあるので、とてつもない害虫が出てくるかもしれないですね。暖かいと虫が成長します。日本も温暖化で暖かくなり、ゴキブリが100倍サイズにみたいなこともあり得ます。一番怖いのは人間に影響を与えてくる二次被害ですね。

石田:

2020年東京オリンピックで多くの外国人の方がこられますが、そうなると害虫も入ってくる可能性も高くなるのですか。

牛田:

おっしゃる通りです。外来種は今でさえ増えています。入れないように防ぐということも考えられるのですが、入ってしまった際、私たちがどのような対処をするか本当に重要になると思います。さらに、2020年に向けて建物をエコ化しようという動きがあります。実は、私たちはそれを脅威だと考えています。というのも、新しい建材やコンクリ?トは水分を含んでいます。使っていくうちに、水が出てきて、湿気、結露さらにはカビを発生させます。カビを食べにくる害虫もいます。良かれと思ったことが逆に2次災害を生む可能性が在るので、気を付けていかなくてはいけないですね。