Story ~長寿企業の知恵~ 「 貢献 」
←前のパート
次のパート→

株式会社 桝屋
貢献 ~地域、業界との絆~

ナレーション

地域や業界との絆。
長寿企業にとってなくてはならないもの、それは地域との絆。
桝屋が行っている地域貢献そして業界での取り組みとは。

石田:

地域や業界との絆ということで、地域で取り組んでいらっしゃること、社会貢献されていることなどありますか。

加藤:

地域のお祭りで、私どもの会社は福生というところ発祥なので、福生の七夕祭りという8月に民謡パレードがあります。2時間くらいかけて町を練り歩きます。駅前のメイン通りが一番の見せ場です。私どものグループは私を含めて毎年参加しています。私も踊っています。

朝岡:

楽しそうですね。お祭りだと堅く地域貢献活動というより一般の方と一緒に出来るのはいいですよね。

加藤:

スーパーの丸藤の方でも、福生七夕祭りに協賛していて、ミス織姫コンテストというものを毎年やっています。いわゆるミスコンテストで、ミス織姫に選ばれると1年間福生の広報活動をして頂くことになります。

朝岡:

はじめ伺った時、桝屋さんの場合は地域に密着する企業と事業内容をお伺いしましたが、地域密着が大事だからこそ、こういった形で参加されるんですね。

加藤:

あと、今丸藤でやっているのは、レシートを集めて、その集まった金額で、地域の児童館にお金でなくて、児童館が欲しいというものを寄付するというのをやっています。卓球台とか、児童館の子供たちが本当に欲しいものを寄付しています。地域の新聞にも取り上げていただいて注目いただいている活動であります。

石田:

地域の皆さんと溶け込んでいる様子が目に浮かぶのですが、業界との取り組みはございますか。

加藤:

スーパーについて言うと、CGCという小さいスーパーが集まって、大手のスーパーに対抗しようということで出来た、ボランタリーチェーンという、同じ商品を一緒に仕入れて、大きなスーパーは沢山仕入れますので、集まることによって同じくらいの量を仕入れて、安売りに対抗できるようにしようと、もう40年近く取り組んでいます。全国規模の組織ですので、普通スーパー同士で交流しても、競合同士なので、自分たちのことは教えづらいですが、地域から離れることで腹を割って話せますね。

朝岡:

このような取り組みを始めたきっかけは何ですか。

加藤:

当時はセイユ―さんとか、東急ストアさんとかができ始めたころで、あれだけの鉄道の資本で大量に出店をされて、ちょうど首都圏のスーパーはみんな危機感をもっていました。早く亡くなった加藤裕一が社長をやっていたとき、有志のスーパーで集まって、そのような団体を作りました。

朝岡:

ネットを結ぶことで、急に出てきた鉄道系のスーパーに、ある種対等に渡り合ったんですね。

加藤:

今、全国に和が広がって、3兆円の規模になっています。