Story ~長寿企業の知恵~ 「 言魂 」
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株式会社 桝屋
言魂 ~心に刻む言葉と想い~

ナレーション

言霊。心に刻む言葉と想い。
強い思いと信念が込められた言葉には魂が宿り人の人生に大きな影響を与える。
8代目代表加藤勤が先代や家族から受けとった想いとは。

石田:

続いては言霊ということで、幼少期におじい様、おばあ様から言われた印象的な言葉などありますか。

加藤:

子供のとき、スーパーや書店を親がやっていましたので、友達からしたらスーパーでお菓子食べ放題、本屋で漫画読み放題でいいなと言われますが。実際そんなことは全くなく、スーパーであっても、本屋であってもお金を払って買っていました。お店のものは公のものであると教えられてきましたね。会社運営する上で、会社のものは私有のものではないと。

朝岡:

お店での接し方や商品の扱い方を日頃から教わっていたのですね。 加藤:背中を見て育つではないですけど、自然と親の行動の中から得ていたかもしれないですね。

ナレーション

続いて8代目加藤勤が現在胸に刻む言葉。

石田:

現在、ご自身が胸に刻むお言葉などありますか。

加藤:

私、中国語が好きでして、中国語の本書いたりしているのですが。毛沢東が言ったという説もある、中国語の言葉なのですが。『吃水不忘挖井人』これはどのような意味かというと、水を飲むときに井戸を掘った人のことを忘れてはいけない。先人の努力を常に忘れるなという言葉です。

石田:

発音が流石ですね。

加藤:

ありがとうございます。この言葉は自戒も込めて大事にしています。

朝岡:

先人の努力を忘れてはいけないということですね。

加藤:

特に私みたいな先祖から受け継いだ事業をやっている人間は忘れがちになってしまいますので。

石田:

中国語のマスターする方法などの本を出版しているのですね。

加藤:

はい。『中国語が一週間でいとも簡単に話せるようになる本』っていう本ですね。

朝岡:

また、売れそうなタイトルの本ですね。

加藤:

6年前に出版したのですが、お陰様でそろそろ2万部に到達しそうです。

朝岡:

2万部も売れているんですか!!

加藤:

中国語の本としてはベストセラーな方かと。

朝岡:

ビジネスでもそうですが、中国の方と交流しなくてはいけない機会が増えていますよね。ただ英語と比べて、まだ浸透していなく、うまくその隙間を埋める本ですね。

加藤:

中国語勉強する方は増えていると思います。ただ、中国語好きで、本当に話せる方は少ないですね。大学生なども今、第二外国語で中国語勉強する方は増えていますね。その中でもっと簡単に、ハードル低く話せるようになる方法があるのではないかと、この本に書かせていただきました。

石田:

加藤さんは長寿企業のリーダーでもありまして、社員の方とコミュニケーションするのに心がけていることありますか。

加藤:

そうですね。こちらから声をかけ、歩み寄ることが大事かなと。なかなか出来ていないですが。やはり社員からすると話しかけ辛いと見られがちなので、歩み寄ることを心がけています。