Story~長寿企業の知恵~ 「 NEXT100 」
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カンロ 株式会社
NEXT100 ~時代を超える術~

ナレーション

最後のテーマは「NEXT100年」〜時代を超える術〜。革新を続け、100年先にも継承すべき核となるものとはいったい。長い歴史と共に先代達が綴り、時代を超えて語り継ぐもの、そして変化するもの。100年先の伝承者へ。カンロ株式会社代表取締役社長三須和泰が語る、次代へ届ける長寿企業の知恵とは。

石田:

最後に次の100年に向けて変えるべきもの、または変えないもの、会社にとってコアになる部分を教えていただけますか?

三須:

カンロの社長になって、カンロが美味しいだけではなくて、安全で安心で誰にでも勧められる商品をつくっている企業だと改めて知って。大変嬉しく思っています。

品質を最優先する精神の根底にあるのがやはりカンロ飴なんですが、素材の自然な美味しさを大切にするという考えはこれからも変えてはいけないものだと、これがコアだと考えています。

素材そのものについてさらに考えると、飴というものは砂糖や水飴などの糖質から出来ています。糖質というのは、体の中に入ってブドウ糖に分解されて、我々の脳の唯一のエネルギー源なんです。そういう意味では人間にとって欠かせない栄養素なんです。

ところが最近は糖質ダイエットが流行ってまして、なんとなく糖質が悪者になってしまっているのが非常に気がかりです。糖質というのはご飯にもパンにも入っているわけで、非常に重要な栄養素ですので、私達が元気に生きていくためには糖質を接種するのは不可欠なわけです。

そういう意味でキャンディーメーカーである我々は向かい合って、人々にとって無くてはならない健康的なお菓子をつくる。これが私どもキャンディーメーカーが社会に貢献していけることではないかなと思っています。

朝岡:

糖質は考えるうえで欠かせないものでしょ?そこを大事にしていきたいというのはわかりますね。百年先にも同じ事を伝えていきたいと思っていますか?

三須:

これからもキャンディーメーカーとして糖を科学するという研究開発を続けていかなければならないと考えています。

朝岡:

最初はカンロ飴が看板で、今こうやって色々増えているというところには、糖を科学する、そしてキャンディーで人を繋げて幸せにしたいということの2つが脈々と受け継がれて今に至るということなんですね。

石田:

この先はどこを目指しているんでしょう?

三須:

去年、中期経営計画、五カ年計画を出しまして、ニューカンロ2021という経営計画なんですけども。そこでもキャンディーNo.1企業になろうと、そういう企業を目指すんだとしています。トップメーカーとして、キャンディーの開発に力を入れて、本当の意味で品質を向上させていこうということを重視していきたいと思っています。

ただカンロというブランドももっと浸透させたいと思っていまして。というのも金のミルクとかピュレグミという商品をご存知の方々もこれがカンロだということをご存知の方は少ないというのが寂しくて。

カンロだから安全で安心なものなんだという風にしていかねばいけませんので。カンロというブランドも浸透させていきたいですし、ゆくゆくは日本でトップということにとどまらず、世界ナンバーワンのキャンディーメーカーめざしていきたいと考えています。